大好評?谷村ひとしの著書にツッコむシリーズ!
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谷村ひとし「負けないパチンコ学」にツッコむ
谷村ひとし「財布に優しいパチンコ学」にツッコむ
今回のタイトルは、「誰にも聞けないパチンコ学 遠隔操作は本当に存在するのか?」です。
折り返しの一文には-
『パチンコファンの中でささやかれ続ける都市伝説(略)そんな気になるけど誰にも聞けない、誰も答えられないパチンコのさまざまな疑問に(略)谷村ひとしがすべてお答えします!』
『誰も答えられない』のに、谷村センセなら答えられる!…って、その時点で胡散臭さプンプンです。
ジュセリーノやリチャード・コシミズのような、インチキ予言者や妄想詐欺師と同じ臭いを感じますね。
では、はじめにから見てまいりましょう。
まずは、恒例の自画自賛からです。
「負けないパチンコ学」が、『今年の3月までに早くも5刷を記録するほどのロングヒットとなりました』
「財布に優しいパチンコ学」も、『発売から1ヶ月足らずで増刷となりました』と、著書が売れているアピール。
ここで「…本当に"売れてる"のかな?」と、思った私。
早速、この地方でも大型の書店に行き、パチンコ関連の新書の発行日をチェック。
「なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか」
第1刷・2010年12月10日 第10刷・2011年3月20日
発売から3ヶ月で、10刷。
さすが、パチンコ新書ブームの火付け役ですね。内容はともかく。
「パチンコがなくなる日」
第1刷・2011年3月10日 第5刷・2011年4月10日
発売からわずか1ヶ月で、5刷達成!
満を持して登場した感のある、パチンコファンもパチンコアンチも必読の書です。
…で、谷村センセの著書ですが、
何と、書店に並んでませんでした!
前出の2冊は、平積みになってたのにw
でも、谷村センセの著書を古本屋にて発見しましたので、発行日をチェックしてみましょう。
「負けないパチンコ学」
第1刷・2010年8月6日 第5刷・2011年2月25日
5刷までに約6ヶ月かかってますね…。
「財布に優しいパチンコ学」
第1刷・2010年12月23日 第2刷・2011年2月25日
…ん?オイ!
『発売から1ヶ月足らずで増刷』じゃねえじゃねえか!!
2ヶ月経ってるだろが!!
こんなトコでも嘘吐くんか、このオッサンは!!
恐ろしいわホンマに…。
もちろん、出版社によって1刷の出版数が違うのでしょうから一概に言えませんが、こんなんでよく刷数の自慢が出来るよなぁ。
そんなもの誰もチェックしないと思ってるんでしょうが、ハッキリ言いましょう。
「谷村センセ、あなたの本売れてませんよ!」
『そして今回のテーマは"都市伝説"です』と、都市伝説ブームに乗っかり。(今頃になって)
『パチンコ業界に妙なしがらみのないボクだったら、本当なら本当、ウソならうそとハッキリと書けます』
…さっき嘘吐いたばっかですけどね!
また、後の文章で、『業界関係者の方たちとお話をする機会がある』『パチンコ雑誌の若い編集者からこんなことを言われた』『いろいろなメーカーの若い開発者が相談しにやってくる』…とあるんですが、
こういうのは"しがらみ"とは言わないんですか?
第一章では、"パチンコ都市伝説"が生まれる背景の分析。
多くの"谷村ウォッチャー"が疑問に思うことでしょう。
「じゃあ、お前の"オカルト打法"はどうなんだ?」と。
ズバリ、谷村センセは、『都市伝説は負けた時の言い訳や逃げ道だが、オカルトは勝つための台選びやヤメ時の目安にするため』だと仰います。
というか、この本の中で、これだけしか触れてません。
「〇回転が当たりやすい」だの「補給パイプの下の台が出る」だの「台の調子は2回転で分かる」だの、谷村センセが生み出した"オカルト打法"についての解説は一切ありません。
後半は、『メーカーの偉い人やホールオーナーがパチンコを打たないから、つまらない台が多い!』という話に。
『本当にパチンコが好きな店長さんにすべてを任せて、ファンと喜びをわかちあえるようなホール作りに着手してもらいたいものです』と、谷村センセは警鐘を鳴らします。
私もこう思います。
「本当にパチンコ漫画が好きな編集者と漫画家にすべてを任せて、ファンと喜びをわかちあえるようなパチンコ漫画雑誌作りに着手してもらいたいものです」と。
第二章は、「遠隔操作」や「ホルコン」についての疑惑を、谷村センセが解明!
確かに、パチンコホールの仕組みに詳しくない初心者にとって、この解説は結構、為になる解説だと思います。
でも、やっぱり『店員さんが空けていた台とか、空き台札を差した台などは、直前まで誰も打っていなかったわけですから、まさにデモ出しをしたような状態になっています。オスイチ狙いにはもってこい』などと言うだけで、「デモ出し」や「オスイチ狙い」が有効な理由については、一切語ってはくれません。
第三章はそれ以外の"都市伝説"について。
『プレミア演出が出たのにハズれた?』の解説の最後に
『どなたかホールでプレミア演出をハズしたという方がいらっしゃいましたら、次にプレミア演出が出た時にはしっかりとケータイで動画を撮影してみてください。』『その時、初めて都市伝説が「真実」に変わります!』と、力説します。
そーいや、あれだけ漫画でいつも大勝ちしてるのに、2ちゃんねるのスレッドなどを見てても、「谷村センセがホールで打っているのを見た」という人が、一向に現れないんですけど、
どなたかホールで谷村センセが打っているのを見たという方がいらっしゃいましたら、次にオスイチした時にはしっかりとケータイで撮影してみてください。その時、初めてオカルト打法が「真実」に変わります!
さーて、いつ「真実」に変わることやら?
番外編は、谷村ひとし本人の噂について…。
どーでもええわ!
どこまで自分大好きやねん!
『本当にあんなに勝っているのか?』という質問には、
『はい。勝ってます!』と、
たった6行で終わり。
『納税しているのか?』との質問にも、「負けないパチンコ学」で言ってたことの繰り返し。
もちろん今回も、証拠は一切出してきませんでした。
そして、一番腹立つのが『あれだけの仕事量をこなせるはずがない!』という質問。
あの"貼り絵"を見て、こんな疑問を持つ人がいるとは思えないんですが、
それに対する回答も『もともとボクは漫画を描くスピードが速いです。普通の方が2~3日かかることを、ボクは8時間で終わらせてしまいます』…だと?
もともとも何も、あんな鼻にペン突っ込んで描いたようなショボイ似顔絵なんざ、スピード速くて当たり前じゃ!!
寧ろ、8時間もかかってる方が不思議だわ!!
そーいや以前、谷村センセの漫画を真似てコラ作ってみたって人が、「1時間半で2ページ出来た」って書いてたな。
そして『実はパチンコを打っていない?』の質問。
『実戦データは間違いが多すぎる。本当に打っていたら、あんなに間違えるはずがない!』との洞察に、どう言い訳するのかというと、
『新台初打ちの時はどのタイミングでどんな演出が出現するかを把握できていないから』。
それならそれでいいんですけど、そのすぐ後で、
『プロとしてお恥ずかしい話ですが、間違いに気づいた時点で随時、訂正していますのでご了承ください』と書いてますが…
オメー、訂正したことあんのかよ!!
漫画雑誌で間違えたのを、自分のサイト(しかも有料)の日記で言い訳するのは、世間では「訂正」って言わないからな。
プロどころか、人として恥ずかしい。
あと、レイとトキを間違えるのは、タイミングとか関係無いよね。
おわりにで、『"げん担ぎ"でこの本の定価を税込み777円にしてもらいました』とのエピソードを披露してましたが、
私は毎度の如く、古本屋にて400円で買ったんで、そんなの関係無い話なのでした。
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