お待たせしました。
オレ的パチンコ大賞2011を決めてみる 表 の続きです。
前回は良台を褒めましたので、
今回はクソ台を貶します!
正直、今年はビミョーな台ばかりだった気がします。
前回の良台のラインナップも、一昨年末か、2011年前半に販売されたものばかりですし。
じゃあ、酷いクソ台ばかりだったかと言うと、そちらも中途半端な「可も無く不可も無く」って感じでしたね。
では、早速参りましょう!
●裏オレ的パチンコ大賞2011
CR GI DREAM (SanseiR&D)
私は競馬はやりませんし、「ダビスタ」のような競走馬育成ゲームもやりませんが、前作にあたる「芦毛伝説CRオグリキャップ」は大好きでした。
スーパーリーチがレースになるので、「リーチ発生=熱い」という、単純にリーチになっただけで期待が持てる台でした。
その続編ということで期待していたのですが、最近のパチンコ台にありがちな「見た目はド派手だけど、何が起こっているか分からない」という台になってしまいました。
役物がクルクル動こうが、緑色や赤色が絡んだ予告が出ようが、擬似連になろうが、何事も無かったように次回転。
「牙狼」の「バラゴモード」そのまんまのモードなども、手抜き感丸出し。
最悪なのは、最近のSanseiR&Dがよく採用している、大当たり中のバトルに勝てないと、確変が潜伏
というシステムがこの台にも取り入れられていることです。
バトルに負けると8Rで終わるので、出玉はショボイ、確変と言えど大当たり確率は約1/40。
潜伏ループに入り、確変中なのに出玉を飲まれ、追加投資を強いられることも。
さらには、潜伏確変を判別できるセグの見辛いこと、見辛いこと。
昨年に続き、こう言わざるを得ません。
よくもあの名作をこんなにしてくれやがったな!
●裏オレ的パチンコ準大賞2011
CR弾球黙示録カイジ2 (高尾)
2009年には「CR弾球黙示録カイジ 沼」が大賞を取ったのに、この有様です。
「カイジシリーズ」と言えば、今や高尾の看板機種となりました。
「沼」以来の「カイジシリーズ」の新作、しかも今作はアニメとのコラボレーションが実現!マッドハウスの絵、萩原声のカイジがパチンコに!
さらには、TVCMも頻繁に目にし、営業所にラッピング広告を施すほどの力の入れ様に、その期待は大きく膨らもうというものです。
ところが、いざ実戦してみると、相変わらずの『ネオ高尾感』。
何が起こってるかわからない、何が熱いのかわからない、熱そうに見えて何でもない、という予告、リーチのオンパレード。
熱い予告が出ててもアナザーストーリーリーチに行ったら負け、パンダやイチゴが出てこなきゃ負け、
また、前作でリーチ確定だった予告が出ても、あっさりスルー。
大当たりしてみても、アニメの主題歌「未来は僕らの手の中」が流れるのですが、アニメの主題歌として使われていた1番をリピートしてるだけ。
ST中も語録が流れるだけ、しかも保留の消化が早すぎて、右打ちの電チュー保留が追いつかない。
「早さ」を強調させたかったのかもしれませんが、かえってテンポが悪くなっただけに感じました。
そして何と言っても「潜伏確変ループ」です。モードチェンジで潜伏確変を引いて、再び確変を引いても、潜伏。
STですから、追い銭した挙句にSTスルー、なんて地獄を味わった人も少なくないと思います。
後に発売された、大当たり確率1/99の「兵藤ver.」は、さらに潜伏ループが酷く、
発売前は「何で甘デジで『兵藤』なんだよ(笑)」と言われていましたが、
いざ発売になってみると、その酷さから、
「これは紛れも無く『兵藤』だわ」と言われてました。
しかし、実写版「カイジ」の映画公開に合わせて発売された「BATTLE」は、STではなくなった為、結構遊べます。
最初に発売されたのが「BATTLE」だったら、評価は大きく変わっていたかもしれません。
●裏ナイス原作リスペクト賞
CR特捜戦車隊ドミニオン (aaa)
士郎正宗の描く独特の世界観が再現されていません。
道路を火花を散らして走るボナパルト…違うだろ!アスファルトを耕しながら走れよ!
昨今のパチンコにありがちな、キャラクターを3Dポリゴンで描くという手法を、この台も取り入れてます…が、そのキャラクターがまったく似てません。
特に主人公のレオナは「誰これ?」というレベル。
作り手側にしてみれば、一度3Dモデルを作っておけば、後はアニメーションさせるのは楽なんでしょうが、それを見たファンが納得出来るかどうか、なんて考えないんでしょうか?
役物のボナパルトも、まるで玩具。メインになる役物なんだから、もちっと塗装に力入れましょうや。
●裏ナイス萌え萌え賞
CR西部警察III (ニューギン)
震災の際の石原都知事のアンチパチンコ発言の所為で、キャンセルが相次いだという、曰く付きの台です。
「西部警察」と言えば、爆破!銃撃!カーチェイス!という、ハードボイルドな刑事ドラマだったはずですが、なんでそれをSDキャラにしちゃうの?渡哲也や館ひろしのSDキャラなんて、誰が喜ぶんだよ?
オリジナルキャラのひな・ゆなや、確かにスカルベビーは可愛いのですが、題材に全然合っておらず、かえって世界観をブチ壊しているだけです。
鳩村がリーチ中に「当たらねえよ!」というセリフを言うパチンコってのも凄いです。
●バカギミック賞
CRびっくりぱちんこ銀河鉄道999 (京楽)
何と言っても「ペラ郎」。
ある意味強烈なインパクトを残してくれました。
上部の999役物も忘れがちですが、ショボいです。
しかも、京楽の台なのに大コケしたという、まさに"びっくりぱちんこ"です。
●裏メーカー大賞
西陣
出す台、出す台、どーにも垢抜けない。
「CR花満開 麗」「CR春夏秋冬 祭」「CR輝DREAM」と、和風パチンコ三部作「魂の三番昇舞」なんて言ってましたが、どれもこれもパッとしない。
演出などはキライじゃないんで、頑張ってほしいんですけどね。
というわけで、以上となります。
正直なとこ、『裏メーカー大賞』は、すべてのメーカーに送りたい年でしたね。
そーいえば、クソ台と話題になった「CR浜崎あゆみ物語-序章-」ですが、初打ちでオスイチして、後は打ってませんので、自分の中では「ちょっと面白い台」で終わらせてます。
今年はもう最初から打ってない台ってのも多かったです。
継続率高めなので大当たり確率低いとか、出玉2000発ループに入るには、そこに到るまでのハードルが高かったりした台、が多かったからですかね。
来年は気軽に打てる台が出てくれるといいんですが。
![]() | パチンコ必勝ガイド増刊 パチンコ年鑑2012 2012年 1/22号 [雑誌] 白夜書房 2011-12-22 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |